9月のテーマは、「 排泄について」 」です。
はじめに、“トイレトレーニング” についてお話しします。
トイレトレーニング
子どもがトイレに興味・関心が出て、探索遊びがはじまると、衛生面が心配で「触らないで」と言いたくなりますが、すぐに否定せず、「水が流れるのがおもしろいかな。ここに座って、おしっこがでたら流すんだよ」と、トイレについて伝えましょう。
トイレトレーニングはその子なりの始める時期があり、早く始めたからと言って早くできるようにはならないようです。
個人差はありますが、昼間の排尿の間隔は2時間前後となり、尿意や便意を感じるようになります。排尿の感覚が1時間半以上しっかりと空き、子どもから尿意や便意を伝える様子が見られはじめたら、子どもに無理のない範囲でトイレへの排泄へと誘いましょう。
朝起きた時やお昼寝の後、気付いたら紙パンツが濡れてない時に「ここでチーしてみようね」と言いながら、トイレに連れて行き、オマルや小児用便座に座らせてみましょう。
オムツに出ていたり、トイレに間に合わなかったりした時も、「すっきりしてよかったね」「今度はトイレで出るといいね」「便座に座ることが出来て良かったね」と声を掛けましょう。
間に合わないこともありますが、徐々に成功することが多くなるので、「できた」という自信や、「次もやりたい」という意欲につなげましょう。
続いて、“寝る前の水分補給”についてお話します。
寝る前の水分補給
高熱の時や下痢をした時のように体の水分が少なくなったら、おねしょをしないこともありますが、寝る前の水1杯くらいの制限では、ほとんどおねしょに影響はありません。水分制限はほどほどにしましょう。ただし、いつもいつも牛乳や水をがぶ飲みするのが、習慣になっている場合はやめさせた方がいいでしょう。そのせいでおねしょがなくならないということもあるのです。
寝る前の水分補給の基本は水や白湯・麦茶がおすすめです。ジュースやスポーツドリンク、甘い飲み物は寝る前に飲むと虫歯の原因になりますので避けましょう。
寝る直前に水分を大量に飲むと、夜中にトイレに起きたり、寝つきが悪くなることがあります。少量ずつ飲むようにしましょう。量は幼児なら、50~100ml欲しがる分を調整しましょう。
また、料理の味付けにも気を付けましょう。味付けが濃すぎて塩分が多すぎると、尿量も増えて、しかも水分を欲しがるということにもなります。悪循環になるので気を付けましょう。
また、食事を中心とした、1日の生活リズムを規則正しくし、いっぱい遊んで夜はぐっすり眠れるのが一番です。そうすれば、眠っている間に分泌される抗利尿ホルモンの出も順調になります。
とくに、夕食が遅すぎて、食べたらバタン、キューと眠ってしまうというのは、寝入りばなのおしっこの量を多くしてしまうので、やめたほうがいいでしょう。
【参考文献:遊びと環境0,1,2歳、「ママ、おしっこ」といえるまで】