すこやかネット

子育て情報配信サービス「すこやかネット」 2019年8月号

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今月のテーマ

不潔を体験することの大切さ
かんしゃく
手伝いをしたがる子どもについて
子どものうそ

 

不潔を体験することの大切さ

 

 

子どもがきれいな環境で育ちすぎると、不潔というものを知らずに育つため、不潔なものを自分できれいにするという体験がありません。そのため、清潔な環境だと不潔に対して怖がるようになったり、気持ち悪がったりします。

例えば、砂遊びやどろんこ遊びなどの体験のない子どもは、汚れることが嫌で遊びたがらないとか、また自然に接することが少ないと虫等をとても怖がることにもなります。子どもの感覚の発達のためには、「清潔にしましょうね。」と教える必要はありますが、不潔なことも経験させなければならないのです。人間の感覚というのは、非常に相対的です。

きれいなことが良いと学習するためには、汚いことは嫌だなということを学習しなければなりません。だから、汚いところに接しなかったら『汚いことはいやだ』ということを体験学習しないわけです。汚いことを体験しない子は、汚いと思ったら、『お母さん拭いて。僕触りたくないから』となるわけです。そういう子は物事に対して臆病になり、きれいかなと心配性になるわけです。

そして、汚いと思ってまた手を洗わないといけなくなり、不潔ということにこだわりが強くなってします。おむつの感覚で例えますと、汚れた感覚と取り換えてもらった気持ちのよい感覚で不潔と清潔の両面を学びます。今は、そういった体験が紙おむつなどのように便利な物が出回っているだけに省略されてしまってます。

子どもは良いことも悪いことも経験して、その中で良いものを見つけ身につけていきます。その上で、お父さんお母さんの普段の生活習慣の中から学んだ清潔の価値観や人間らしい感覚が作られ育っていきます。

 

 

かんしゃく

 

 

何か気にいらない事があると、すぐに怒って手足をばたばたさせ、泣き叫んだりあばれたりすることがあります。人の前では、恥ずかしいからとかうるさいからと言って、何でも子どもの言うとおりにするとかんしゃくはいつまでも直りません。そればかりか、かんしゃくを起こせば何でも思い通りになるということを学んでしまいます。

二歳後半になると自我がめばえ始め、何でも自分でもやりたくなります。そのため、赤ちゃん扱いされると、怒ってかんしゃくを起こすこともあります。それから、何でも自分でやりたいのだけれど手足や体の発達が不十分で思うように動いてくれず、そういう自分に腹をたてるということもあります。

また、食べ物についてもかたよりがないか考えてみましょう。肉類や糖分に片寄りすぎていると、イライラして集中力がなくなり、つまらないことでも、すぐカッとなると言われます。バランスの良い食生活をとることによって、落ち着くということも多いのです。

この頃になると集中力がついてきて、興味のあることだとかなり長い時間熱中してやることができるようになります。どのくらい続けたら疲れるのか、疲れたら休めばよいなどというこがわからず、とことん熱中してやってしまい、突然爆発してしまうということもあるようです。

自分自身に腹を立てているとか、疲れてかんしゃくを起こしている場合には、優しく抱っこして、お母さんの温かさと言葉で慰めてあげましょう。また、散歩に連れて行ってり、他のことに気をまぎらわせたりするのは問い方法だと思います。

手伝いをしたがる子どもについて

 

 

子どもは、新しいことをやったり、人の真似が好きです。また、身近なおかあさんの手伝いをするのが大好きです。真似をしたいという気持ちとおもしろそうだと思う遊びの気持ち、それにおかあさんの役に立ちたいという気持ちもあるでしょう。子どものそういった意欲を大切にするためにも、やれる手伝いの方法や内容を工夫してみましょう。

しかし、実際には小さい子どもに手伝われると邪魔をされたような気持ちになります。例えば、掃除を始めると掃除機のホースを取ったり、おかあさんは思うように出来ないので、つい「あっちで遊んでいなさい」などと言ってしまいがちです。

また、食事のあと片づけを始めると茶碗や皿を運ぼうとします。皿をおとしてしまったり、残していた汁をこぼしたりなど後始末に時間がかかったりします。それでも、できれば見守ったり手添えしながら手伝わせてあげてくだい。そうすることで、どのように持ったら落とさないですむか、汁をこぼさないようにはどうしたらよいか、体験するなかで子ども自身が学んでいきます。

そして、例え手間がかかりおかあさんが大変な思いをしたとしても、「ありがとう……ちゃんと手伝ってくれて助かったわ」の一言を忘れないで声をかけてあげてください。また手伝いができたら誉めてあげ、その喜びを共感しあうことで、認められたという満足感は、子どもにとってかけがえのないものとなっていきます。誉め上手は子育て上てともいえます。

しかし、やってはいけない事や危険を伴う手伝いは、親がこうこうだから、やってはいけないときちんと話聞かせることも大切です。

 

子どものうそ

 

 

良いこと悪いことの区別を子どもに身につけてほしいと願うのが、大人ですが子どものうそは一概に悪いと決められない事もあります。自分の世界を楽しんで現実と区別がつかなくなり、持っていないのに欲しいから持っているとうそをつくこともあります。そんなうそは気持ちを理解してあげましょう。

言葉で説明できなくてうそと自分で分かっていても、大人に問いつめられた時もうそをつきます。また、大人が認めてくれない時、秘密のある時などもうそをつきます。子どもの心にどこまで、大人は踏みこんでいけるでしょうか。しっこく問い詰められたり、叱られるからうそをつくことにもなります。

うそをついて心を痛めるのは、子ども自身でしょう。大人は冷静に内容を見極めること、そしてきちんとした対応が必要です。大人に愛され認められている子どもは、しっかりと信じてもらえる行動を取れるものです。

大人を信じていない子どもには、失敗やあやあまちを犯しても、そのことを子どもと共に乗り越えてくれる大人が必要です。子どもがうそをついた事よりも、そのうそをつかなければならなかった子どもの心を考えてあげましょう。

 

 

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