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子育て情報配信サービス「すこやかネット」 2022年7月号

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今月のテーマ

子どもの水あそび
ふてくされても成長のステップ
熱中症の予防と応急処置
そっと見守ることは大切

 

子どもの水あそび

 

 

 初めての子どもの水あそびは親も戸惑うものですが、子どもが水に慣れることを目標にスタートさせましょう。

 水に親しむ前にいきなり顔に水をかけるなどすると、子どもは水に恐怖心を抱いてしまうこともあります。最初は、水をさわることからはじめます。手で水をすくってみたり、おもちゃのじょうろで水を流してみたりと、子どもが楽しめる遊びを心がけることが大切です。

 また水あそびは、短時間でも多くの体力を消耗するものです。朝ごはんをちゃんと食べ、水分もしっかりとれて体調がよい日に水あそびを楽しみ、そして遊んだ後はゆったりと休憩する時間を作ってあげましょう。

 水あそびは楽しいものである一方で、怖いものでもあります。水あそびをさせる時に気をつけることは、

  • 目を離さない:水ですべりやすく、安定しづらいので水深5㎝程度でも溺れてしまう可能性があります。
  • 熱中症に注意する:水中でも汗をかく為、こまめな水分補給が必要です。
  • 冷えに気をつける
    :水温30度程度の水で、15分程度の遊びからを目安にします。

  • 紫外線対策を忘れない
    :子どもの肌は日焼けが火傷になってしまうこともあります。

  • 子どものそばから離れない
    :子どもはひとつのことに熱中すると、ほかのことが見えなくなるから注意が必要です。 

 子どもに水あそびをさせるときは、親もぬれてもいい服装でいっしょに遊びましょう。親子の良いコミニュケーションになるだけでなく、子どもは安心感をもって水あそびの楽しさを体験することでしょう。

 

ふてくされても成長のステップ

 

 子どもはモヤモヤした気持ちをうまく表せないためにふてくされた態度をとることがあります。

 例えば兄弟でなかよく遊んでいたかと思うと、トランプ遊びをして負けて「もうやらない!」また姉をほめると「お姉ちゃんばっかり!」とふくれっ面をして口をとがらせ、なかなか元に戻らないことがあります。

 でもそれは、安心して甘えられる証拠でもあります。自分の思い通りにならないと、悔しさや怒りを言葉や動作であらわす子もいますが、すねるのはそれが内面化することです。子どもながらに自分がまずかったな、ということが多少わかっているもののそれをどう表現していいかわからずにいることです。そして親に自分を見てほしい、分かってほしいというあらわれでもあります。かといって、ふてくされている子どもの機嫌をとったり叱ったりするのはよくありません。

 子どもの気持ちを大切にして、その気持ちに寄り添い「〇〇したかったんだね」とさりげなく共感しましょう。特に、子どもが失敗してやる気がなくなってふくれっ面をしている時は、「だからいったでしょ」などと意欲を失うような言葉かけは避けましょう。

 子どもがふてくされることは問題ではなく、これも遊びのなかで貴重な経験となっていきます。その経験から自分で気持ちを立て直す機会になります。

 遊びのなかで、子どものふてくされも大切な成長のステップととらえ自分の力で気持ちを整理していける機会を大切にしていきましょう。

 

熱中症の予防と応急処置

 

 乳幼児は、大人に比べてまだ体温調節機能が未熟で体温調節がうまくできないため、熱中症を起こしやすくこまめな水分補給が必要です。

 熱中症を起こすと多量の発汗により、水分や塩分がどんどん失われ脱水状態に陥ります。その進行は子どもほど早く、対応が遅れると重症化し命さえも危ぶまれます。

 例えば、戸外遊びの際は日陰で遊ぶなどし、こまめな水分補給などで予防対策に努めましょう。水分は、麦茶や白湯など糖分のないものを中心に与えましょう。

 訴えることができにくい乳幼児は特に、日頃からきめ細やかな健康観察を行い、初期症状を見逃さないことと、異常を察知した場合は適切な対応を行うことが重症化を防ぎます。

 初期症状としては、

  • 顔が赤い
  • 唇や皮膚が乾燥している
  • 多量の汗をかいている・尿量が少なく色が濃い
  • 活気がなく、声や泣き方が弱々しい
  • いつもより母乳やミルク、水分を欲しがる

応急処置としては、高くなった体温を早く冷やすことが基本です。

  • 涼しい場所に移り、安静にして衣服、ボタンを緩める
  • 氷、氷のうで首、脇の下、太ももの付け根を冷やし、風を送る
  • 血圧低下を想定し、両足を心臓より高く寝かせる
  • 意識がある場合は、経口補水液などを少しずつ与える

 子どもの意識がもうろうとするときは、救急車を呼びましょう。

 

そっと見守ることは大切

 

 小さい子どもほど集中する時間が短いですが、親が話かけすぎたり、子どもにかかわりすぎたりしてせっかくの集中が途切れるなど、集中の邪魔をしていることが少なくありません。

 子どもは、やりたいことをやりたいときに思う存分やることで集中力が育ちます。

 例えば、アリの行列を見ることに集中している子どもに「何見てるの?」と話しかけたり、お絵かきに夢中になっているところに「上手だね!」と声かけたりすると、子どもは冷めたように途中でやめてしまうことがあります。

 子どもが集中している様子であれば、危険や健康状態に心配がないことを確認し、そっと見守るのが一番です。見守る時は、じっと見ると子どもが視線を気にして絵を隠したりすることもあるので、見ている事を気づかれないようにそっと見守りましょう。

 子どもの集中力は、「集中しなさい」と言って身につくものではありません。短時間でいいので集中する経験を繰り返し、満足感を感じることで、素直さや落ち着きも身についていくことでしょう。親の「できたね」という言葉を励みに活動を繰り返す子どもがいる一方で、その声かけで、逆に今の集中を途切れさせその時点で活動が終わってしまうことのないようにしましょう。

 テレビについては集中して見ているというよりも、画面や音に刺激があるから釘付けになっているだけのようで子どもの集中力には関係がないようです。テレビは受け身の状態であるため、子どもの集中力は育ちません。

 子どもをそっと見守ることで自分の意志で自ら行動し、いつの間にか夢中になっていくことが集中力を育てていくことでしょう。

 

参考文献

  •  NHKすくすく子育て情報・まいにちすくすく

  • はじめてのおうちモンッテソーリ

  • 0歳児から5歳児行動の意味とその対応 他

※聞いてみたいテーマがあればコメント欄にお寄せください。

 

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