8月のテーマは、「 子どもの人権を考えよう 」です。
はじめに、“子どもの同意” についてお話しします。
子どもの同意
子どものからだは自分自身のものです。そして、「からだをさわってほしい」「さわってほしくない」と決める権利も、子どもはみんなが持っています。
親であっても、散歩に行く時に、「手をつなごうね」と言って、手をつなぎましょう。着替えさせる時には「ズボンをおろすよ」「パンツをはこうね」など、今からすることを伝えるようにしましょう。
また、赤ちゃんにも、「そでを通すよ」「オムツをかえようね」など、実況中継しながら着替えをしましょう。
そうすることで成長とともに、「着替えようね」の声掛けに「うん」と返事したり、“いいよ”の仕草を見せてくれるでしょう。
そして、“今、したくない”(NO)“していいよ”(YES)をしっかり表現するようになります。
このように、子どもに伝えて同意をえることは子どもの意思を尊重し、子どもの人権を大事にすることにつながります。
続いて、“きょうだいげんか”についてお話します。
きょうだいげんか
兄弟姉妹は時にライバルになってしまい、親の注目が自分にだけ向いていないことに、上の子どもは気づいています。だから、親が少し目を離すと、つい下の子どもにつらく当たってしまうのかもしれません。本当は親ともっといたいのに、我慢しなくてはいけない……そういう気持ちを親や周りの大人がわかってあげることが、大切です。
親が「あなたのことは大好きよ。あなたの気持ちはわかっているよ」と伝え続けると、子どもは安心するのではないでしょうか。
また、上の子どもは力加減がわからず、下の子どもにちょっかいを出すことがあり、それがきょうだいげんかに発展することもあります。力加減を上の子どもに分かりやすく伝えながら、思いを受け止めていきましょう。
きょうだいげんかは、どっちが良くてどっちが悪いと決めつけられない理由が多いものです。親が平等に対応することは大事です。それぞれの言い分を聞き、子どもの思いを代弁しましょう。
【参考文献:はじめてママ&パパのしつけと育脳、4歳児の実践~玲雄先生でいいですか?、子どもと親のきずなを深めるやさしい声かけ】