昨日、12月22日(木)ナイトセミナーを開催しました。今月は講義:「口腔内の解剖と機能「下顎」」、実技:「下顎の評価と治療」をテーマに行いました。
以下、鈴東部長のレポートです。
講義では、下顎の運動機能を発達や解剖を通して説明してくれました。開口や閉口、側方運動を可能にしている咬筋・外側内側翼突筋・顎二腹筋などの働きは、目に見えない部分ですが、分かりやすいスライドと説明で理解しやすくなりました。
実技では、下顎の運動機能をモデルを使って評価し、非効率側の咬筋・外側翼突筋・内側翼突筋に対してhands on therapy で促通し、問題解決するプロセスを説明してくれました。口腔内の筋をグローブをつけて触診し、過活動や不活性を評価すること、また不活性要素を促通することにより、下顎の運動機能がより効率的になることを経験できました。
今回は、STの方々がたくさん参加してくださって、より専門性の高い勉強会となりました。
参加してくださった方々、プレゼンターの3人、本当にありがとうございました。
今年1年ナイトセミナーにご参加いただきました皆様ありがとうございました。2018年のナイトセミナーは1月25日(木)に講義「足部の機能と歩行」、実技「歩行における問題と治療」でスタートします。2018年もたくさんのご参加をお待ちしております。
クオラリハビリテーション病院では毎月1回原則第4木曜日にナイトセミナーを開催しております。20年ほど前に数人で始めた勉強会が今では近隣の事業所や鹿児島市内、南薩や大隅地方からもご参加いただけるような大所帯の勉強会となりました。知識・技術・経験の共有の場として、また従事者同士の情報交換・交流の場として是非ご活用いただけますと幸いです。今年度の予定はこちらからご確認ください。