整形外科では股関節や膝関節の痛みに対し、人工関節置換術を含めた手術治療をおこなっています。変形性関節症や関節リウマチなどによって変形し傷んだ関節表面を切削し、金属やセラミック、ポリエチレン等でできた人工関節に置き換える手術が人工関節置換術です。
- 日本人工関節学会の指導の元、全国の人工関節レジストリに参加しています。
- クラス1000のクリーンルームにて手術治療をおこないます。
- 手術後は急性期から手術後のリハビリ、定期的な診察までを包括的に行うことが可能です。
- 人工膝関節置換術はイメージフリーナビゲーション(B|BRAUN社 OrthoPilot®)を併用し、正確な人工関節設置を行い、良好な長期成績を目指します。
- 人工股関節置換術は最小侵襲手術(MIS; Minimum Invasive Surgery)を行っています。10cm程度の皮膚切開です。筋腱組織を可能な限り温存することで、従来よりも手術後の脱臼や出血といった合併症が少なくなりました。また、手術侵襲も少ないため、ご高齢の方にも優しく、手術後の早期社会復帰が可能となります。
当院における人工関節置換術の推移