昨日、9月14日(木)ナイトセミナーを開催しました。今月は講義:「臨床における好発部位(被殻・視床)」、実技:「臥位における問題と治療」をテーマに行いました。
以下、鈴東部長のレポートです。
講義では、被殻・視床における血管支配から出血及び梗塞について話を展開してくれました。
機能解剖から臨床像までを短い時間で分かりやすく説明してくれました。実技では、普段、何気なく背臥位でセラピーしていることに対して、『なぜ、背臥位での治療場面を選択したの?』をキーワードに、立位での課題における問題点(構成要素)を背臥位の中で治療し、また立位場面で課題の変化をアセスメントするといったプレゼンテーションでした。
立位での活動を背臥位という環境特性を活かして治療するためには、背臥位のメリット・デメリットを理解し、必要なコンポーネントを活性化するといった2つの姿勢場面を頭の中で繋ぐ必要性があることを説明してくれました。昨夜はとても参加者の多い日で、プレゼンターもとても緊張したと思います。
参加してくださった皆さん、プレゼンターの皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。来月は10月26日(木)に講義:「筋の生理」、実技:「臥位から側臥位における問題と治療」というテーマで開催いたします。次回もたくさんのご参加をお待ちしております。
クオラリハビリテーション病院では毎月1回原則第4木曜日にナイトセミナーを開催しております。20年ほど前に数人で始めた勉強会が今では近隣の事業所や鹿児島市内、南薩や大隅地方からもご参加いただけるような大所帯の勉強会となりました。知識・技術・経験の共有の場として、また従事者同士の情報交換・交流の場として是非ご活用いただけますと幸いです。今年度の予定はこちらからご確認ください。