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子育て情報配信サービス「すこやかネット」 2022年8月号

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今月のテーマ

子どもの虫さされ
食事は楽しくおいしく
子どものおしっこ
先回りしない子育て

 

子どもの虫さされ

 

 “子どもは何ヵ所も蚊にさされているのに、大人は全然刺されていない”という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 乳幼児は、大人よりも体温がやや高く、汗もよくかき、個人差はありますが子どもの方が蚊に刺されやすいようです。乳幼児が蚊に刺されてしまうと、大人と同じような腫れや痒みといった症状のほかに、アレルギーやとびひのような感染症を引き起こしてしまうことがあります。

 そのほかに、ハチやムカデなどは場合によっては、アナフラキシーショックを起こすことがあるので特に注意が必要です。

 虫さされの予防としては、

  • 肌を清潔にする:汚れが虫刺されの原因や悪化させてしまうことがある
  • 虫よけスプレイなどを活用する:6か月未満の乳児は使用不可
  • つめを切る:かゆみからひっかくと悪化してとびひなどの原因になる
  • 出かける場所にあった服装をする:山などでは長袖・長ズボンを着用する

 

 虫にさされた場合は、

  • 患部はせっけんを泡立ててこすらないように洗い、流水で流す
  • 患部を清潔なものでしっかり冷やす
  • かゆみ止めの軟膏を塗る
  • 虫さされの状態によって(腫れたり、汁が出るなど)は受診をして適切な処置をする

 虫が多く発生する夏、予防をしながら快適に過ごしましょう。

 

食事は楽しくおいしく

 

 子どもの嫌いな食べ物としてイメージされやすいものといえば、ピーマンやネギ、セロリ、人参、トマトがあげられ共通点があります。それはクセのある香り、苦みや酸味があったり、さらにナス、キノコなどは独特の食感をもっているという点です。

 子どもがクセのある野菜を避けるのは、人間の本能として当たり前のことです。

 つい大人の味覚を基準にして、「おいしいから食べなさい」と無理に食べさせることは、子どもにとって苦痛となってしまいます。個人差はあるものの、子どもの苦手の原因をまずは知ることは大切です。その上で、子どもにとって食べてみたいと思う工夫へとつなげていきましょう。

 例えば、大人が美味しく食べている様子に、子どもが関心を持ったら、「少し食べてみる?」というように言葉かけをし、色々な味を経験することで、子どもの味覚を幼いうちから広げていきましょう。

 少しでも子どもが味見ができたら、「食べれたね」と、喜びあいましょう。

 また野菜に限らず食べにくい食材によっては、噛み切りにくい、パサパサして飲み込みにくい、グニャグニャしていて慣れないものは、年齢や子どもにあった切り方に工夫したり、口に入れやすい大きさや食品に切り込みをいれるなど食べやすくしてみましょう。

 親が嫌いなものは食卓にあがりにくく、子どもが食べず嫌いになる傾向があるため、家庭での食事メニューを見直してみるのもよい機会となるでしょう。

 まずは、家族で「食事は、楽しく・おいしく」いただくことが、子どものすこやかな成長へとつながっていくことでしょう。

 

子どものおしっこ

 

 夏になると、子どものおしっこが以前に比べて回数が急に減ったり、おしっこの色も黄色くなったと心配になることがありますが、子どもが食欲があっていつもと同じように元気にしていれば病気ではない事も多いです。

 子どもは汗をかきやすく、大人に比べて水分を体に蓄えることができないため、特にこまめに水分を補給して、おしっこをするように心がけましょう。

 そして、子どもがおしっこを我慢することを繰り返したり、濡れた下着をつけ続け不潔な状態にしていると尿路感染症などのトラブルになることがあります。子どもの様子やおしっこの状態を観察したり、また排尿前後に不快感や痛みなどを感じたり訴えるようでしたら水分をより多く取って、おしっこをすることを促しましょう。排泄は、健康のバロメーターとなります。

 このような症状がある場合、高熱が原因で水分がうまく取れなかったり、機嫌が悪く食事がとれないなど、子どもは急に症状が悪化することがことが少なくないため、早めに医師の診断を受けましょう。

 参考までに、排泄物の色や形状は、服用している薬によっても変わることがあります。

 

先回りしない子育て

 

 子どもを見守るうえで、わたしたちは気を利かせて子どもの行動を予想し、手助けをすることがあります。大人同士での気遣いはいい事ですが、子どもと関わる時はどうでしょう。

 なぜなら、子どもは時間はかかっても自分でできるようになりたいからです。

 親が先回りすることは、子どもが成長するチャンスを奪うことになってしまうことも少なくありません。子どもの身の安全を第一に優先にしながら考えてみましょう。

 例えば、子どもがとろうとしているおもちゃを取ってあげると、子どもの「とりたい」「ほしい」の感情と体を動かす機会、また「とれた!」「できた!」の感覚さえも奪ってしまいかねません。

 牛乳を飲みたそうだからと牛乳をすぐ渡すのも、「牛乳を飲みたい」と自分から話す機会をなくしてしまうことになります。まずは、子どものことばを待ち、もしことばで伝えることが出来なくても指さしや表情や意思表示を待ちましょう。

 同じように、子どもの失敗を防ぐこともどうでしょう。子どもが食べこぼしが多いからと言って、親が食べものを口まで運んで食べさせてしまうこともありがちですが、こぼしても自分で食べるごはんが一番おいしそうに食べている姿に、「自分で食べた」という満足感をも味わうことになります。

 また事前に段差があることを教えることもですが、段差で子どもが転びそうな時、手を差し伸べることです。自分で段差があることに気づき、注意し、慎重にその段差を超えるという経験につなげていきましょう。

 子どもは、なんでも自分でできるようになりたいと思っています。親が先回りをすることや、周りの人が全部やってくれることが、当たり前にならないように気をつけたいものです。子どもが、自分でやりたいという気持ちと成長への経験を尊重していきましょう。

 

参考文献

  • NHKすくすく子育て情報

  • まいにちすくすく

  • はじめてのおうちモンッテソーリ  ほか

※聞いてみたいテーマがあればコメント欄にお寄せください。

 

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