昨日、8月25日(木)ナイトセミナーを開催しました。今月は講義:「Ascending/Descending systems」、実技:「座位から臥位における問題と治療」をテーマに行いました。
以下、鈴東部長のレポートです。
講義は、事前準備を入念に行ってくれていた担当者が、体調不良により泣く泣くプレゼンできなかったので、代わりに自分が話しました。
人に説明すると、自分の理解できているところとできていないところが明確になって、いいですね。
やっぱり前庭皮質からの投射→前庭脊髄路システムと皮質視蓋脊髄路システムの説明はまだまだ治療に役立つレベルではないことに気づきました。実技では、Optimal sitting 、Sitting balance 、ベッドへの下方リーチ、下部体幹の分節運動などをキーワードに、トップダウン方式でのクリニカルリースリングを展開してくれました。
やっぱり網様帯脊髄路システムが充分に機能していることが、結果に繋がることをみんなで再認識しました。
参加してくださった皆さん、プレゼンターの皆さん、今夜もありがとうございました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。来月は9月14日(木)に講義:「臨床における好発部位(被殻・視床) 」、実技:「臥位における問題と治療」というテーマで開催いたします(※通常と違い第2木曜となっておりますのでご注意ください)。次回もたくさんのご参加をお待ちしております。
クオラリハビリテーション病院では毎月1回原則第4木曜日にナイトセミナーを開催しております。20年ほど前に数人で始めた勉強会が今では近隣の事業所や鹿児島市内、南薩や大隅地方からもご参加いただけるような大所帯の勉強会となりました。知識・技術・経験の共有の場として、また従事者同士の情報交換・交流の場として是非ご活用いただけますと幸いです。今年度の予定はこちらからご確認ください。