2月28日(木)ナイトセミナーを開催しました。今月は「更衣動作」をテーマに行いました。


以下、鈴東部長のレポートです。
2月のナイトセミナーを開催しました。今月のテーマは…「更衣動作:下衣操作」
今月は、平日の夜にもかかわらず、宮崎県や鹿児島市、枕崎市、姶良市などの遠方からの参加もありました。
Short lectureでは、FIMやADL獲得における下衣操作獲得の重要性を強調し、動作プロセスとそのコンポーネントについてまとめてくれました。
Practiceでは、座位でズボンの裾に脚を通し、立位になって履くといった患者の動作プロセスに合わせた形で動作を行い、それをアセスメントしていくといった流れでの治療展開をプレゼンしてくれました。
座位や立位における機能的対称性と機能的非対称性の活動、それを可能にする繊細な体重移動、そしてその動的安定性のベースでの四肢のリーチ活動、空間と自分と対象物とを繋ぐ探索活動などなど…
多くのキーワードをまとめながら説明してくれました。
今年度も残すところあと一回となりました。3月もまたよろしくお願いいたします。
参加してくださった皆さん、プレゼンターの3人、本当にありがとうございました。


次回のナイトセミナーは3月28日(木)に「物品操作」での開催となります。たくさんのご参加をお待ちしております。
クオラリハビリテーション病院では毎月1回原則第4木曜日にナイトセミナーを開催しております。20年ほど前に数人で始めた勉強会が今では近隣の事業所や鹿児島市内、南薩や大隅地方からもご参加いただけるような大所帯の勉強会となりました。知識・技術・経験の共有の場として、また従事者同士の情報交換・交流の場として是非ご活用いただけますと幸いです。今年度の予定はこちらからご確認ください。