昨日、11月16日(木)ナイトセミナーを開催しました。今月は講義:「上肢・手の解剖と機能的役割」、実技:「物品操作」をテーマに行いました。
以下、鈴東部長のレポートです。
講義では、患者の問題を筋骨格系から神経系まで、幅広い視点から説明してくれました。
実技では、箸の操作を課題にし、タオルを使って“つまむ・持ち上げる・移動する”といった箸操作を非利き手で行い、リーズニングと治療までをプレゼンテーションしました。
箸を手の一部として機能化させること、箸の先で対象物を感じ、その対象物の硬さや形状を知覚し操作することを実技提示してくれました。
患者さんの手のニーズに応えていくために、上肢・手の回復過程にはどのようなプロセスが必要で、どのようなハンドリングが必要なのかをみんなで考えるいい機会になりました。
プレゼンターの3名、参加してくださった方々、ありがとうございました。


ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。来月は12月21日(木)に講義:「頭頸部・口腔の解剖と機能」、実技:「口腔内ハンドリング」というテーマで開催いたします(※通常と違い第3木曜となっておりますのでご注意ください)。次回もたくさんのご参加をお待ちしております。
クオラリハビリテーション病院では毎月1回原則第4木曜日にナイトセミナーを開催しております。20年ほど前に数人で始めた勉強会が今では近隣の事業所や鹿児島市内、南薩や大隅地方からもご参加いただけるような大所帯の勉強会となりました。知識・技術・経験の共有の場として、また従事者同士の情報交換・交流の場として是非ご活用いただけますと幸いです。今年度の予定はこちらからご確認ください。