人、未来、ここから始まる。

認定こども園クオラキッズ

子育て情報配信サービス「すこやかネット」 2025年12月号

今月のテーマ

子どもの言葉
入学に向けての生活習慣
赤ちゃんのおすわり
トイレに誘ってみよう

 

 

子どもの言葉

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子どもの言葉がゆたかになっていくときは、子どもの心が動いたときです。子どもが目をキラキラと輝やかせ、興味があるものを目にした時には、「アッ」などの思いがあふれるような言葉が自然にでてきます。

子どもは発見の喜びを指さしや言葉にして、安心できる親や大人に伝えていきます。

例えば、昆虫を見つけた時の「虫!!」という子どもの言葉を聞き、「そうだね、虫だね」「よく見つけたね」など、言葉にして応えましょう。もっと伝えたいという気持ちから、言葉は広がっていくことでしょう。

子どもが言葉を話すことは大切ですが、それよりも親のやさしい声を聞くことがもっと大切と言われています。赤ちゃんのころから生活の中で多くの言葉を親からかけてもらい、遊び中での語りかけや絵本を読んでもらうことなど、すべてが子どもの言葉につながっていくことでしょう。

親や周りの大人に伝えたいことを、子どもは心にあふれるように持っています。幼児期の言葉はまだこれからですが、自分の言葉で話していく気持ちを大切にして耳を傾けていきましょう。

 

 

 

 

入学に向けての生活習慣

 

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入学に向けて大切なことは、生活のリズムを整えることです。

まずは小学校での登校時間をイメージして、朝の準備ができるように早寝早起きを習慣づけていきましょう。そして朝ごはん食べること、それから同じように大切なのはその後の排泄です。入学すれば休み時間も短いため、できれば家で排便することは安心へとつながります。

食事のマナーや着脱・手洗い・うがいの習慣、自分のカバンは自分で持つ、ハンカチやティッシュを持つなど、身の周りのことが自分でできるようにしていきましょう。

また、興味あることが話題にあがった時には、「学校に行ったら、いろんなことがあるから楽しみだね」と、前向きな言葉かけをしましょう。あわせて基本的な挨拶や、「ありがとうございます」「ごめんなさい」などが言えることで円滑なコミニュケーションとなり、学校生活を楽しめることにもつながるでしょう。

就学が近づくにつれて、子どもは小学校に入学する期待をふくらませていきます。子どもの思いを受け止め小学校に楽しく通えるように家族とともに温かく見守り、負担にならないように少しずつ生活習慣を整えていきましょう。

 

赤ちゃんのおすわり

 

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赤ちゃんのおすわりは安定しないうちは転倒すると危険ですから、一人で座ったままにはさせないようにし、周りにクッションを置いたり、そばを離れないよう心掛け、怪我につながらないようにしましょう。

また、早く安定するように椅子に座らせたり、長時間おすわりさせるのではなく、赤ちゃんが自然におすわりが出来るようになることが大切です。

おすわりは自由に体位を変えながら体を自由自在に動かし、見える世界が広がります。その中でおすわりをするようになると、これまでの目線よりも高い位置から周りを見たり、赤ちゃんの世界に大きな変化をもたらせ、ますます好奇心旺盛になります。大人も子どもと目の高さを合わせ、手遊びやふれあい遊びを楽しみましょう。

遊びの幅もぐんと広がり、『むすんでひらいて』『げんこつやまのたぬきさん』など、大人を見て目を合わせ、大好きな人の声を聞き、思いの共有が出来、安心して遊ぶようになります。少しずつ赤ちゃんとのおすわりを一緒に楽しんでいきましょう。

 

 

 

 

トイレに誘ってみよう

 

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おむつが濡れてないことが増え、排尿間隔が2時間くらいに長くなったら生活の節目でトイレに誘ってみましょう。まずはオマルや子ども用の補助便座などを前もって準備し、朝起きた時、食事前、お風呂前など、おしっこが出そうなころ合いを見計らってトイレに誘ってみましょう。

トイレを嫌がる時には「おしっこに行きたくなったら、おしえてね」と、子どもの思いを受け止めるようにしましょう。おしっこが出なくてもオマルや便座に座れたら「座れたね」と声掛け、濡れてしまったら、さりげなく手早く着替えさせてあげましょう。

トイレ嫌いにならない為にも、無理強いしたり、こまめに誘いすぎないようにし、出なくても叱らないことです。もちろん、おしっこが出たときには「シッシが出たね」とたくさん褒めて一緒に喜び合うようにしましょう。

子ども自身が「シッシ」「おしっこ」など言葉やしぐさで伝えてくれた時は、「おしっこにいこうね」と、トイレに誘い、子どもの様子を見ながら、焦らないことが大切です。

 

 

※聞いてみたいテーマがあればコメント欄にお寄せください。

 

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