リハビリテーション部(職種別)

職種別

  • 理学療法部門
  • 作業療法部門
  • 言語聴覚療法部門
  • 理学療法部門

    主に運動機能や日常生活活動が低下した方々が対象となります。病気やケガ、または手術後等で体力が低下した方々も含まれます。

    ①対象疾患

    中枢神経疾患:脳出血・脳梗塞・くも膜下出血・脊髄損傷・神経難病・小児疾患など

    整形外科疾患:骨折・変形性関節症・靭帯損傷・腰痛・頚部痛・腰椎椎間板ヘルニアなど

     

    ②第1リハビリテーション室でのリハビリ風景

    第1リハビリテーション室写真

    広いリハビリテーション室で、患者さんと職員が一緒になってがんばっています。
    電気治療や自主練習ができる環境も整えています。

     

    理学療法部門のスタッフ

    総勢37名、患者様を精一杯、サポートします!!

    理学療法士全体集合写真

     

    ③理学療法部門の特色

    理学療法士勉強会の様子

    人数:37名

    日々の臨床における問題解決のために、症例検討会や基本動作・ADLの動作分析、手技の勉強会を定期的に行っています。

    ・基本ハンドリング(月1回)
    ・ケースカンファレンス(月6回)
    ・症例検討会(月1~2回)
    ・PT、OT、ST共通
    ・伝達講習会(毎週水曜日)
    ・ナイトセミナー(月1回)
    ・ブラッシュアップ(月1回)

     

    ④理学療法士として1年経験して思うこと

    私はこの1年間で、患者さんひとりひとりにあわせたリハビリを提供する大切さを学ぶことができました。

    「障害」や「できない」ところをみて患者さんひとりひとりにあった評価や治療を考えることは一朝一夕で身に付くものではありません。人をみる、力をつける第1歩の研修が入職後にあった新人教育プログラムでした。5月以降の基礎教育プログラムでは臨床的思考能力を学ぶことができました。その中の1つがワークショップ形式の研修でした。これは、同世代のセラピストで班が構成され、その班ごとに「立ち上がり」などのテーマを自分たちで設定し、班の中の1人をモデルとして評価・アプローチを他の班にプレゼンテーションするものです。他者へ伝達するのは難しく緊張しましたが、その場で直接上司から指導を受けることができ、考えを深めることができました。同時にセラピストとしてスキルアップできたのではないかと感じています。

    また、セラピストの人数も多いため日頃から自分が抱えた悩みを先輩に相談することにより解決することができ、担当患者さんに必要なリハビリを提供することができるようになりつつあります。今後も学んだことを活用し、患者さんひとりひとりにあわせたリハビリを提供するために知識と技術を向上できるように努力していきたいと思います。そして、より良い暮らしを実現する『パートナー』になれるよう精進していきたいです。

       (平成30年度入職 医療福祉専門学校 緑生館 理学療法学科卒業)

  • 作業療法部門

    主に運動機能や日常生活活動が低下した方々が対象となります。病気やケガ、または手術後等で体力が低下した方々も含まれます。

    また、障害をもった子どもとその家族の支援も積極的に行っています。

    ①対象疾患

    中枢神経系疾患:脳出血・脳梗塞・くも膜下出血・脊髄損傷など

    整形外科疾患:肩や腕・手などの骨折・肩腱板断裂・靭帯損傷・肩関節周囲炎・頚部痛・関節リウマチなど

    小児:脳性麻痺・二分脊椎・代謝異常・水頭症・ダウン症・運動発達遅滞など
    自閉症・ADHD・LDなど知的およびその他の発達の遅れなど

    作業療法部門の特色

    身体機能面への直接的な働きかけとともに、日常生活活動(食事、入浴、整容、更衣、トイレなど)、日常生活応用動作(調理、洗濯、掃除、パソコン使用、趣味活動)へのアプローチを行っています。

    その他に、高次脳機能障害や知的機能の詳細を調べるために、検査を数多く実施。また、個室を設け、集中して検査ができるように配慮しています。作業療法の醍醐味である、作業活動(掃除・洗濯・園芸・木工・手芸など)を積極的に取り組み、必要な道具を揃え、対象者にあった作業活動をおこなっています。

    退院後の生活を想定し、自宅に近い環境を設定し、実際に動作を行いながら、日常生活に必要な動作を練習しています。

     

    作業療法でのリハビリ風景・活動

    整容

    リハビリ風景(整容)

    トイレ

    リハビリ風景(トイレ)

    洗体

    リハビリ風景(洗体)

    入浴

    リハビリ風景(入浴)

    調理

    リハビリ風景(調理)

    床上動作

    リハビリ風景(床上動作)

     

    <学生指導>

    後輩育成のための学生指導なども積極的に行っています(年間実習受入人数:約20名)。

    学生の発表の様子

    学生の発表の様子

     

    スタッフ紹介

    総勢19名、患者様を精一杯、サポートします!!

    作業療法士全体集合写真

    スタッフのスキルアップのために、勉強会や実技練習などを定期的に行っています。

    ・ADL検討会 月2回
    ・OT勉強会  月2回
    ・外来カンファレンス 月1~2回

    作業療法士として1年経験して思うこと

    入職して、1年が経ち、当初は、緊張と不安でいっぱいでしたが、先輩方に時には厳しく、時には優しく指導してもらい、この1年間を頑張ることができました。プライベートでも、先輩方や同僚と飲み会など笑いが耐えない日々を送っています。また、仕事場面では、治療場面で困ったときなど先輩方が優しく指導してくださり、毎日自分の成長を感じるような、充実した日々を送っています。

    毎日の患者さんとの関わりの中で、よりよい生活を送れるように、ひとりひとりの生活が行いやすい環境を考え、リハビリ介入していく事にやりがいを感じています。患者さんにとって大切なADLを考えていく為、時にはプレッシャーを感じる事もありますが、福祉用具など家屋に関する研修会などにも参加し、自分のスキルアップに繋げています。この1年間で、患者さんの評価方法や治療介入など多くのことを学び、少しずつ成長できたことを実感しています。更に、今年からは小児の患者さんの担当も増え、親御さんたちに少しでもより添っていけるような作業療法士を目指していきたいです。

    今後も、多くの研修会などに参加し、患者さんに質の高いリハビリテーションを提供できるよう、日々精神していきたいと思います。

                (平成30年神村学園専修学校作業療法学科卒)

  • 言語聴覚療法部門

    私たち言語聴覚士は、コミュニケーションや食べる機能に障害のある方、発音や言語発達、学習や学校生活に苦手がある子どもさんに対し、リハビリテーションを行っています。

    ①対象疾患

      どんな症状? どんなことするの?
    失語症

    ・言いたい言葉がスムーズにでない
    ・会話が理解できない
    ・文字を読んだり書いたりすることができない         など

    ・ことばを思い出す練習
    ・書く練習
    ・読む練習
    ・聞いて(読んで)理解する練習
    ・実用的コミュニケーション練習
    など
    構音障害 ・麻痺によりろれつが回らない
    ・声がかすれる
    ・声が小さくなる
    ・特定の音の発音ができない
    ・子どもの発音の遅れ    など
    ・息をしっかり吸って吐く練習
    ・発声練習
    ・発音の練習
    ・コミュニケーション手段の検討
    (筆談、50音表など)
    嚥下障害 ・食べ物をうまく飲み込めない
    ・かめない
    ・むせる      など
    ・口の運動
    ・食べる姿勢や食事形態の検討・調整・むせた時の為に強い咳をする練習               など
    高次脳機能障害 ・集中力や考える力、記憶力が低下する
    ・感情の起伏が激しくなる
    ・外見上の障害の目立ちにくさ、本人の自覚の乏しさがあり、回りから分かりづらいことが多い。
    ・記憶練習
    ・注意・集中課題
    ・脳活性化課題
    ・代償手段の検討(メモリーノート等)          など
    言語発達遅滞 ・同年齢の子どもに比べて、ことばの理解や表現が遅れている
    ・自閉症、アスペルガー症候群、発達障害によるコミュニケーションの困難さ
    ・言語学習能力の遅れ(読み書き、計算など)の遅れ       など
    ・1対1でのやり取りの練習
    ・カードや本を使った言葉の練習
    ・遊びや日常場面での言葉の練習
    ・読み書きの練習
    ・計算の練習
    ・ソーシャルスキルトレーニング
    など
    吃音 はじめの音を繰り返したり、発話につまったりするどもり ・発話パターンの練習
    ・本人や家族への環境調整や心理面の相談             など

    ②言語聴覚士室でのリハビリ風景

    リハビリ風景(言語聴覚)

    楽しい雰囲気の中で言葉のリハビリを行っています。個室で、集中してリハビリを受けられます。

    リハビリ風景(ST・小児) 

    患者様に合わせて姿勢や食事形態を調整し、食事がとれるよう援助します。

    リハビリ風景(ST・小児)

    子どもさんの得意、不得意を見極めるために知能検査や発達検査を行います。

    プレイルームもあり、遊びの中でやりとりを練習することもあります。

    リハビリ風景(聴覚検査)

    健康診断など、簡易聴力検査を実施しています。

     

    ③言語聴覚療法の特色

    さつま町8人、姶良2人の総勢10人で皆様をお手伝いします!
    言語聴覚士全体集合写真

    <ST室新聞「よいやんせ」>

    主にSTのリハビリを受けている患者様、ご家族に向けて月1回発行している新聞です。新聞のタイトル「よいやんせ」には、鹿児島弁からとったもので、患者様、ご家族が気軽にST室に立ち寄り、ST室がコミュニケーションの場になって欲しいと願いをこめて作成したものです。平成27年1月で第96号を発行しています。

    ST室新聞よいやんせ

    (一部抜粋)


    <すくすくだより>

    子どものことばの発達、こころの発達、社会性の発達などいろいろな側面から子どもたちの発達について、皆さんと一緒に学びたいという想いのもと、作成しています。

    小児リハ新聞すくすくだより

    <勉強会>

    院内外の学会や研修会に積極的に参加しています。また、年間の教育プログラムに基づき、各自、年に2回症例発表を行います。言語聴覚士スタッフ全員で、日々能力向上に努めています。

    言語聴覚士勉強会の様子

     

    言語聴覚士として2年経験して思うこと

    この2年は、患者様とのリハビリや、リハ部教育プログラム、県士会の研修等で知識や技術をたくさん学ぶことができ、臨床家として少しは成長できたのではないかと思います。

    この2年間の臨床で印象に残っている患者さんは、脳梗塞後に構音障害、嚥下障害と吃逆(シャックリ)を呈した70歳代後半の男性です。この患者さんは、経管栄養から経口摂取への移行は比較的スムーズにできましたが、吃逆が食べているときにも起きるため、安定した栄養摂取にならず、悩みました。吃逆が起こると、嚥下に集中できず、逆に嚥下を過剰に意識して自動性が低下してムセてしまうこともありました。吃逆の原因は論文等を調べると、服薬についてが多く、リハビリに活かせるものを見つけることはできませんでした。それでも、流涎が減り、徐々に食べられるようになりました。退院時には、3回の食事とおやつによる捕食で一定のカロリー摂取は可能になりました。患者さんから私のおかげでよくなりましたとおっしゃってくださりましたが、もっと頑張らないといけないと改めて決心させてくれた患者さんでした。

    (平成29年度入職 鹿児島第一医療リハビリ専門学校 言語聴覚療法科卒)

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投稿日:2017年3月17日 更新日:

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