リハビリテーション部(部門別)

部門別

  • 回復期リハビリテーション病棟
  • 外来
  • 小児
  • 回復期リハビリテーション病棟

    1.回復期リハビリテーション病棟とは

     脳卒中または大腿骨頚部骨折等の疾患に対して、急性期(命の危機)を脱しても医学的・心理的にサポートが必要な患者様が対象です。この病棟ではADL能力の向上や寝たきり防止、家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行い、心身ともに回復した状態で自宅や社会に復帰していただくことを目的としています。

    2.最近3年間の取り組みをご紹介します。

    平成24年度:更衣動作能力の把握と向上のための評価シートを作成しました。

    更衣動作とは、生活にリズムをつけるための重要な動作と考えられています。そこで、私たちは患者様が日中病衣で過ごす事が少なくなるように実態調査と評価のための用紙(更衣評価シート)を作成しました。評価用紙をもとに患者様の更衣能力を把握し、その評価用紙をセラピストと看護師が情報交換できるツールとし活用しました。

    平成25年度:朝・夕の更衣動作の定着に向けての活動をしました。

    24年度で作成した更衣評価シートを継続して使用し、朝・夕の更衣動作に取り組みました。更衣の時間に看護師だけでなくセラピストも直接病棟内で介入することで、ただ着替えるだけではなく患者様が自分でできるところは自分でやってもらうよう取り組みました。

    平成26年度:トイレ動作自立に向けた病棟内練習を病棟と連携して取り組みました。

    トイレ動作は、移動、移乗動作、立位でのズボンの上げ下げなど色々な動きが必要となる複合動作であり、患者様はもちろんのこと介護者となるご家族様にとっても負担が大きい動作です。そこで病棟と連携を図りながら、過介助にならないようトイレ動作の評価用紙(排泄アプローチ評価シート)を作成しました。患者様のできないところをセラピストが把握し、そこに対するアプローチを積極的に行うことで、トイレ動作が自立できるように取り組みました。 このように、患者様の退院後の生活に直結するような取り組みを病棟と連携を取りながら行っています。

    3.雰囲気

     回復期病棟にあるリハビリ室(第3リハ室)では、病棟との距離が近いので看護師との情報交換が行いやすく、患者様の日々の身体能力の変化をリアルタイムで伝えることができます。このように情報を共有することで、患者様の潜在能力を病棟生活の中でも最大限に発揮できるようにしているのが私たち専従セラピストの役割です。

    また、患者様が自宅復帰した際の日常生活を意識しながらリハビリができるように、炊事場などの設備が整っています。

    患者様が1日でも早く元気になれるようにスタッフ一丸となって全力でサポートします!!

    リハビリ風景(回復期)

    回復期スタッフ

    4.専従スタッフからのコメント

    回復期リハ病棟の専従セラピストとして、今、考えていること

    当院の回復期リハ病棟では在宅復帰を目標とし、さらに地域に戻った後、1人の生活者として充実した生活が送れることを目指しています。

    私は、回復期リハ病棟専従セラピストとして患者様が在宅で生活することを想定しながら、日々のリハビリを行っています。そのため、患者様が在宅生活でどんなことができると充実した日常生活を送ることができるか、入院当初から患者様と一緒に話をしています。

    さて、さつま町の老年人口の割合は37.9%(2015年)と高い割合を示しています。当院にも高齢者の患者様が多くいらっしゃいます。高齢になれば、筋力低下・認知機能の低下など様々な問題が生じてきます。障害のある高齢の患者様が、生活者として再び地域社会に適応することは、高い目標となります。

    私が担当した患者様の中にも腰椎椎体骨折をした90歳代の女性がいらっしゃいました。その方は、退院後一人暮らしを望んでいたため、リハビリの内容を基本動作や歩行だけに留まらず、家事動作練習や生きがいである畑仕事の練習を行い、無事在宅復帰されました。

    このように私は、患者様とのリハビリを通してセラピストとしての役割を少し学ぶことができ、これからも患者様とご家族が笑顔で退院を迎えられるように取り組んでいきます。

    (回復期リハ病棟 専従セラピスト 理学療法士)

  • 外来部門

    ①外来リハビリテーション(月~金)

    当院や他院を退院し、在宅生活を送られている方の運動機能などに対するフォローや日頃の生活や仕事の中で生じた怪我や慢性疾患でお困りの方々のリハビリを行い、普段の生活が少しでもスムーズに行えるようにお手伝いをしています。

    ② 対象疾患

    主に在宅で生活されている方で、運動機能や日常生活活動が低下した人々が対象となります。

    中枢神経系疾患:脳出血・脳梗塞・くも膜下出血・脊髄損傷・小児発達障害など

    整形外科疾患:骨折・変形性関節症・靭帯損傷・腰痛・頚部痛・腰椎椎間板ヘルニアなど

    ③ 実施療法

    理学療法(電気治療を含む)・作業療法・言語聴覚療法

     

    第2リハビリテーション室

    プラットフォーム

    自主練習ができる低負荷マシンや電気治療器具も取り揃えています。

    1人平均来院患者様数は、約140名です。

    低負荷マシン物理療法

  • 外来小児リハビリテーション

    当院では、現在、様々な障がいをもった子ども達とその家族の支援を外来リハビリテーションという枠組みで行なっています。
    住み慣れた地域で、障がいをもった子ども達とその家族が楽しく安心して生活できるよう理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が医師、看護師、医療相談員、栄養士とチームを組み専門的視点でお手伝いします。

    ①対象
    ・脳の損傷に起因する障がい(脳性まひ 脳炎後遺症 頭部外傷 脳血管障がい てんかん)・脊髄および末梢神経の損傷に起因する障がい(分娩まひ 末梢神経まひ)・骨・筋肉レベルの疾患に起因する障がい(奇形 切断 骨系統の疾患 神経・筋疾患)・知的およびその他の精神的機能の遅れを主とする障がい(自閉症 学習障がい)など

    ②診察 
    ・リハビリテーション医(毎週金曜日)、小児科医(月1回)による診察
    ※月に2回の義肢装具士による坐位保持装置の作成やバギーの作成など

    ③小児診察の流れ

    1) まずはお電話ください。
    病院代表0996-53-1704  
    担当:リハビリテーション部 鈴東(すずひがし)2)診察の予約をおとりします。3)診察後、お子さんの状態にあったリハビリ(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)がスタートします。

    4)必要に応じて、関係機関と連携を図ったり、装具や日常生活用具を検討、作成します。
    (坐位保持装置、立位保持装置、車椅子、バギー、杖、上肢及び下肢装具などなど)

    ※困っていることは何でもお気軽にお尋ねください。

    ④小児リハビリテーションの内容

    基本的に、個別対応いたします。

    また、お子様やご家族に対し、幼稚園や学校などでの生活・環境面の支援を行います。

    理学療法(PT):おもに運動発達に関して対応します。遊びを通して、寝返り、起き上がり、座る、立つ、歩くなど様々な基本的動作の発達を促します。

    作業療法(OT):個々の状態に応じた発達評価を行い、自宅での生活、園、学校での学習や遊びの中で行う様々な活動(作業)を利用して、個々の子どもの課題への支援を行います。また、将来への自立や就労を見通し、支援プログラムの提案も行っています。

    言語聴覚療法(ST):発語や発声、発音、食べること、学習の課題に関して、支援を行います。また、上手く会話が行えない方に、コミュニケーション機器の検討も行っています。

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投稿日:2017年3月27日 更新日:

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